旅行と病気

Hygiene and Air Travel

私は普段からハンドサニタイザーをよく使うタイプですし、トイレに行けば必ず手を洗います。できるだけ清潔を保つことは自分にも他人にも大事な気遣いですよね。世界に信仰は数あれど、衛生に気をつけることはどこでも推奨しています。トーラー(ユダヤ教の聖書)もバイブルもコーランもそうです。しかし今日はそんなお説教をしたいわけではありません(べつに聖職者の資格も持っていないですし)。このカジノブログにお越しくださった皆さんに本日お話したいのは、旅行と病気のこと、もっと具体的には、飛行機に乗る時の衛生上のリスクについてです。

病気の予防についてはきちんとルールというべきものがありますが、問題はだれもがこのルールを守るわけではないことです。中にはどうしても、知識がないとか考えが足りないとか頭が固いとか、そういうレジスタンスのような人々がいます。たとえばジッパーを上げてトイレを出てからすぐ握手をする人。オフィスでゴホゴホ咳を連発して風邪をうつす人(みなさんは家から出ないという常識のある方だと信じたいのですが)。そして自分は汚れていないからお風呂に入らなくても大丈夫だと思っている人、そんな人がもしいれば、あなたのような人にこそ聞いてもらいたいのです。

正直なことをいえば、私は飛行機にそれほど乗るわけではありません。乗ったことはもちろんありますが片手の指で数えられるほどです。ですがこれまでの人生で電車、タクシー、バス、自転車、車、飛行機などほとんどの交通手段を使ったことがある身として、私にもものを言う資格がちょっとはあるはずです。それに私は移動だけでなく旅行のもう半分を占める、現地でのチェックイン後の時間も楽しんできました。すべて旅行というものは公共空間に出ていくことを意味していますし、公共空間にいれば必ずだれかが触ったものに手を触れることになります。これが病気の大きな感染経路のひとつです。最悪の場合、カジノへ出かけてお気に入りのスロットを回すだけでもなにかに感染してしまう可能性はないとはいいきれません。それが素性のわからない人々のあふれるパブならなおさら。それならオンラインカジノで遊ぶほうが衛生リスクが一切ないぶん私はオススメできると思っているのですが、話がそれましたので本題へ戻りましょう。

感染リスクの高いもの

いざ旅行に出かけようという時、とくに空の旅の場合には、手を触れるのを警戒したほうがよいものがあります。触らないというわけにはいかず、必ず目にするものですが、手袋をつけたり携帯用のハンドサニタイザーを使ったりすれば対応できるはずです。まず基本的なことですが、隣に座った乗客が病気にかかっている場合(風邪やインフルエンザという意味です)、うつされる確率は高くなります。咳やくしゃみ、時に話すだけでも、菌を含んだつばが空気中に飛びちって感染源をばらまくからです。このような空気中の菌と戦うだけでなく、さらに不特定多数の人が触ったものにも触らなければなりません。飛行機内で感染リスクの高いものは以下の通りです。

  • 洗面所の個室のカギ
  • シートベルトのバックル
  • トイレの洗浄ボタン
  • 頭上の空調吹き出し口
  • 水飲み場
  • トレーテーブル

ふつうに考えると、洗面所の個室のカギやトイレの洗浄ボタンが細菌の多さでトップを争うと思われるかもしれませんが、意外なことにそうではありません。実は面積あたりのCFU (コロニー形成単位) のトップはなんとトレーテーブル! あの作りつけのトレイの上で食事を終えたあとのかすや食べ残しが、細菌の絶好の繁殖地になっているというわけです。実際の測定値では、トレーテーブルの細菌量は2155/sq.in、1平方インチごとに2155個のコロニーが形成されていることになります。

フライトに搭乗前、ちょっと喉が渇いていたとしても、水飲み場を利用するのはよく考えたほうがいいかもしれません。水飲み場の細菌量は1平方インチあたり1240CFU。これらが細菌の二大繁殖場とでもいうべきもので、あとはぐっと減少します。頭上の空調吹き出し口は285CFU、一方トイレの洗浄ボタンは265CFU。シートベルトのバックルではさらに少なくなって230CFU。そして信じられないかもしれませんが、洗面所の個室のカギはもっとも低く、わずか70CFUとなっています。

 

ウイルスから身を守るには

もしも風邪やインフルエンザにかかっている人の隣や前後に座ってしまった場合、うつされる確率はかなり高くなります。また、インフルエンザの粒子は固い表面の上でも最長24時間まで生存します。こうした菌に対抗するのにいちばん頼りになるもの、それはせっけん。そう、せっけんです。マイケル・ジャクソンがつけるような顔を覆うマスクなどではなく、せっけんだけです。それに水とハンドサニタイザーがあれば準備は万全。あとは顔、顔にはあまり触らないよう気をつけてください。

水分補給はこまめにしましょう。水をこまめに飲まないと脱水状態になり、体の防衛機能が低下します。コーヒーやアルコールは避けたほうがよいですが、個人的な経験でいうとすでに風邪をひいてしまった場合は好きに飲んでしまってよいようです。1時間に1回少なくともグラス1杯の水を飲み、鼻や目を乾燥させないように手に入るなら食塩水を使いましょう。乾燥していると菌に感染しやすくなります。トレーテーブルを除菌クロスで拭くか、それがなければハンドサニタイザーをティッシュに少しとってテーブルをさっと拭いてください。トイレから出たあとも、やはりハンドサニタイザーを使いましょう。

飛行機から降り、ホテルへチェックインしたら、ベッドのシーツがぱりっと清潔なものになっているかを確認したほうがよいかもしれません。ダニがいないかもチェックしておくとよいです。盗聴器を始末するジェームス・ボンドのように何かを拭くなら、電話・ベッドサイドテーブル・テレビのリモコン・ミニバーの取っ手などはすべて拭いておいてよいでしょう。バスルームも拭いておいたほうがよいですが、全部する必要はなく、何度も触るのがわかっている箇所だけで十分です。ほっと一息ついて、くつろぐのはそれからにしましょう。

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http://edition.cnn.com/2010/TRAVEL/12/22/bt.germs.breed.on.plane/index.html